突然!エラーメッセージのオンパレード
わが家の車は2018年に購入したステップワゴンです。
平日は私が近所のスーパーや習い事の送迎に使う位です。休日は主人の運転で車で20~30分の大きな公園に行ったりします。
ある日車のデジタルメーターにたくさんのエラーメッセージが表示されました。
ディーラーさんでエラー表示を止めてもらったけど、また同じエラーが出たら修理になると言われました。修理の見積りは9万円と高額だったのでエラーが出ないことを願うばかりです。
ですが願いもむなしく二日後にまたしてもエラー表示が…。
結局インジェクターを交換する修理をしてもらうことになりました。
保証期間が過ぎていたので修理費用はしっかり9万円。割引してもらって8万円かかりました…。
雪国では起こりやすい故障なのだそうです。
長持ちさせるポイントは、エンジンの暖機と専用クリーナーでの定期的なお手入れです!
今回の事をきっかけに私が知った、愛車を守る方法をレポートします。
インジェクターはエンジン内に燃料を供給する部品です。最近の車はエンジンが取り込む空気の量をセンサーが測定をしてコンピューターが最適な燃料量を割り出してその通りに供給する仕組みです。
つまり燃料をちょうどいい感じに調節しながら噴射してくれるのがインジェクターです。
- エンジンのパワー不足の原因になる。
- 燃費が悪くなる。
- 異音、振動が大きくなる。
などの症状が現れます。
私も夫もあまり車の知識もなく、そこまでの不調は感じていませんでした。言われてみればアクセルを踏んでも思ったよりも加速ができないような…。指摘されないとわからない程度でした。
〇詰まり
劣化した燃料などが噴出口を詰まらせてしまいます。
〇固着
劣化した燃料がインジェクターの可動部を固着させてしまいます。
〇寿命
寿命は4~5年、エンジンの走行距離約15~20万㎞です。使用状況などによっても違いがあります。
水温警告灯が消える前に停車するレベルの短距離使用は、上記の故障の原因を引き起こしてしまいます。
わが家は平日に近距離の使用が多かったので、それも故障の原因になってしまったかもしれません。
ちなみにうちの車の車種は、インジェクターの故障が多く報告されている車種だそうです。ディーラーさんがとっても申し訳なさそうにしてたのと、修理代を割引してくれたのはこのためかな?と思います。
インジェクターを長持ちさせるコツは?
消耗品とはいえインジェクターは高額なパーツです。なるべく長く快適に動いてほしい!そのためには運転のコツとケアが必要なんです!
暖機って冬場は気にしますが、寒くない季節になるとそこまで気にしていませんでした。
でも北海道は一年の中でも暑い期間が短いので、7月でもエンジンをつけてすぐは水温警告灯が点いている日もあります。
最近の車は暖機運転がなくても走れるように作られている物が多いので、暖機走行がオススメです!
暖機走行はエンジンをかけて1分くらいで走り始めて、適温になる10~15分位までは急加速などを避けながら走行します。
暖機運転は、エンジンをかけて停車したまま(いわゆるアイドリング状態)にして適温になるまで待つ方法です。
でもエンジン付けっぱなしはガソリンも使うのでエコじゃありませんよね。
しかも水温警告灯が消えても車全体(例えばダンパーオイルなどの部分)の暖機にはなりません。
- 厳冬期は、窓ガラスの除雪・氷が溶けるまでの暖機運転をして出発。
- 涼しい季節も車は暖機が必要という事を忘れずに!車を使う用事をまとめて済ましたりした方が良い。
- 短距離使用が絶対ダメ…というわけではないが、車を使う用事をまとめて済ましたりした方が良い。
インジェクターの専用クリーナーで洗浄しましょう。
エンジン全体に対応したエンジンクリーナーでの洗浄も可能です。
オススメは燃料タンクに添加剤を入れて簡単洗浄すること!
燃料タンクにインジェクター洗浄用の添加剤を注入するだけで、インジェクターの汚れを落す方法なので手軽です。
インジェクタークリーナーという名称でカー用品店などで購入できますよ。
車種によって種類が違うので要注意です!
6カ月または、走行距離5万㎞に一度くらいの頻度で洗浄しましょうね。
まとめ
市販のクリーナーで定期的にお手入れしつつ、エンジントラブルや気になる症状がある時には分解・清掃・インジェクター交換が必要です。それらは専門技術が必要なのでプロにお任せしましょう。
修理後の車は快適です。
雪国のさっぽろ生活では、やっぱり車は便利です。
北海道の気候のいい時期はドライブも沢山楽しみたいし、快適になるべく長く愛車に乗れるようにお手入れしてあげましょうね!