こんにちは!
ツマ野サシミです。関東出身で転勤できた札幌が気に入り定住しました。実は、雪国北海道・札幌には、ならではの賃貸のご当地ルールがあるのですが、ご存じでしょうか。
例えば、冬の時期に1年未満で退去してしまうと、賃料3カ月分の違約金を支払わなくてはならない場合があるなどのご当地ルールがあるのです。
賃料3ヶ月分って、想像以上の出費!!
自分が住もうとしている物件についてる特約をしっかり把握して、あなたの札幌暮らしに適している物件か確認しておくのがポイントになります。
私が二度の札幌転勤と、義母や両親の札幌移住でいっぱい物件探しをした中で知ったご当地ルールをレポートしていきたいと思います!
札幌では期間内解約違約金というものがあり、最初の2年以内の解約は違約金が発生する賃貸契約が多いです。なかには1年未満だと賃料2ヵ月分という場合もあります。
そのかわり札幌の物件では更新料がかからない、もしくは数万円と低額の場合が多いです。入居から短期間で転居の予定がある場合は、お気をつけてくださいね!
冬の契約解除は冬季解約条項敷金があり、敷金が返還されないもしくは家賃の一カ月分を支払わなくてはならないことがあります。
この特約は、冬季に賃貸契約を解約すると、違約金を支払う必要があるということです。
物件によっては、11月~1月末日(もしくは2月末日)に退去した場合、解約違約金として賃料の一ヵ月分(もしくは半月分)を支払う必要があります。
雪国なので冬に退去があると次に入る人を探すのが大変だから、ということから根付いたご当地ルールのようです。
FFとはFF式暖房機のことです。送風機で外気を取り込み、排気もファンで屋外に出す仕組みになっています。その清掃料を賃借人が負担することが多いです。
冬の札幌はストーブなどの暖房が必須!家のつくりと暖房のしくみが本州と違う寒冷地仕様なので、灯油ヒーターやガスヒーターが壁に備え付けられている物件が多くあります。
費用はおおよそ15,000~25,000円で物件によって変わります。
ちなみに北ガスではファンヒーター(屋内で排気するタイプのヒーター)の販売・設置は行っていません。
私の両親が札幌に引っ越して東京で使っていたガスファンヒーターを持ってきましたが北ガスさんでは設置を断られました。
北海道の家の作りは気密性が高いので、ガスファンヒーターの使用をおすすめできないそうです。
法律で使用を禁止されているわけではないそうですが、使用はあくまでも自己責任でお願いしますとの事でした。
水廻り清掃とは、浴室や洗濯機の排水溝、台所などの水廻りに特化した清掃のことです。その清掃料を賃借人が負担することが多いです。
FF清掃料と一緒に契約書に見積もりに記載されている事が多いです。
費用の目安は15,000~25,000円です。
FF清掃料と同じくらいですね。こちらも物件によって違います。
賃貸の契約終了月の賃料が半月割に設定している物件が多いです。
退去日が15日までなら最後の家賃は半月分、15日以降なら一ヵ月分支払います。
二年縛りや冬季特約など、そんな特約聞いてないよ!と思いますよね。
でもそのかわりといってはナンですが、嬉しいローカルルールも存在します!
札幌では更新料がない場合がほとんど、もしくは1万円ほどの低額
私の地元東京や神奈川の賃貸の更新料は賃料一ヵ月分が当たり前でした。
なので長く住む人にはお得ですね。
札幌は礼金不要の賃貸物件が多い
敷金は退去の時に修繕費用が差し引かれてかえってきますが、礼金は戻りません。その礼金が不要なのは嬉しいですよね。
なぜ不要の物件が多いのかというと、入居者獲得のサービスのために始まったものが地域で広がり定着していったと考えられます。
札幌の賃貸物件は全国的にみると安い!と言われていますが、ここはもう『物件による!』としか言えません。
新しい物件の方がもちろん家賃は高めの設定ですが、断熱性が良いことや、クーラーがついていたり設備面で人気があります。
札幌の地価が上がっていたり、不動産物件それ自体の価格が上昇していることもあり、賃貸物件も全体的に以前より上がっているようです。
札幌は3月~4月の新生活のシーズンに沢山の物件が動きます。人気物件は早めに決まっていくので春の物件探しでは、値下げ交渉などは上手くいかないケースが多いようです。
ちなみにわが家は2回札幌へ転勤していますが2回とも雪の降る12月でした。二回とも候補物件の数も少なく、候補の中から選ぶしかない状態でした。
冬時期は物件の数も減りますが、賃料が低めの掘り出し物件に出会えるかもしれません♪
雪の時期の引っ越しは、お願いできる業者が限られます。大手業者のみとなる事が多いです。
私は一括見積りサイトで比較して、合い見積もりをしてから引っ越し業者を決めました。一括見積りを依頼した時点で、数件のお断りの連絡が入り業者の候補が絞られました。
相見積もりを取ることで、最もお得に引っ越しが出来る業者さんに出会うことが出来ますよ。
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引越し屋
初めて聞くご当地ルールに驚くこともあると思いますが、重要事項説明の時に必ず説明がありますので退去時にトラブルにならないように、契約の時はしっかり確認しておきましょう。
家族構成やお仕事の種類、住みたい理想の暮らしによっても「いい物件」は人それぞれ。みなさんのさっぽろ暮らしが快適であるように願っています!