【札幌の常識】パーキングブレーキはかけない!冬はかけると凍ります

関東から札幌に来て、いまだに慣れないことがあります。

それは「パーキングブレーキをかけないこと」です。

札幌のディーラーさんに車を預けたあとは必ずパーキングブレーキが解除された状態で戻ってきます。

関東出身の私たち夫婦は「パーキングブレーキは必ずかけるもの」だと思っていました。

でも札幌や寒い地方でパーキングブレーキをかけると凍ってしまいます。

数年前に実体験で理解したので、それ以来11月以降はかけないようにしていきます。

関東ではありえない、札幌の常識をレポートしていきたいと思います!

ちなみにパーキングブレーキはサイドブレーキという名前でも知られています。

さっぽろの人はなぜパーキングブレーキをかけないの?

たとえば、引っ越しで札幌に車を陸送した時。

他にも点検などで車をディーラーさんに預けた時。

停めた状態で車が返ってきたときは、絶対パーキングブレーキがかかっていませんでした。関東出身の私たち夫婦にはとても違和感を感じることです。

停車したあと一瞬グラっとするあの感覚が苦手ですし、かかってない状態は「危ない!」と思っていました。

「私たちはちゃんとかけるもんね!」と関東(本州)ルールに自信を持っていました。あの時の自分に教えてあげたいです!!

寒波が到来。車が進まない!?

数年前の冬に気温がグッと下がった時にいつものように車を使用しようとしたら、車が全然発進出来ません。

自宅マンションの駐車場で30分ほどエンジンもかけて暖めてあり、原因がわからず不安でした。

JAFの人がすぐ来てくれて対応してくれたおかげで助かりました。原因はパーキングブレーキの凍結でした。

立体駐車場は風の通りがよく、特に気温が下がりやすいのだそうです。パーキングブレーキが凍ってしまうとエンジンを温めるだけではなかなか溶けず、かなりの時間が必要とのこと。素直にJAFを呼びましょう。

雪国ではJAFは必須ですね。うちも入っていてよかったです!

凍らせないためには

平らなところで駐車が基本です!

寒冷地での駐車はパーキングブレーキを使わない。これに尽きます。

そしてシフトをPにして駐車します。可能なら輪留めをするそうですがスーパーなどの停まってる車で使用してるのを見た覚えはありません。道民の友人にこの話をするとパーキングブレーキ(サイドブレーキ)の存在も知りませんでした。教習所ではどう習うのかも聞いてみたいですね。

私は習慣でついパーキングブレーキをかけてしまうのですが、凍らせないように冬タイヤに交換したらパーキングブレーキもかけないように気を付けるようにすることにしました。

札幌では冬に備えることがたくさんあります。毎年ひと仕事あるのですが、冬の札幌を楽しむために知識や装備は必要です。

冬の札幌にご旅行の際は、私も参考にさせていただいたJAFのサイトもぜひご一読くださいね!

ちなみに、やはり寒冷地以外ではP+パーキングブレーキ(傾斜地は+輪留め)が必要です。

道路交通法第71条5の1~2

「車両等を離れるときは、その原動機をとめ、完全にブレーキをかける等当該車両等が停止の状態を保つため必要な措置を講ずること」とあり、厳密には停止措置義務違反に当たります。

札幌から内地(本州)へ行って車の運転をする場合にも気をつけてくださいね!

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